本記事は2026年9月28日時点の情報です。
「配当も優待も、長く楽しめる株を持ちたい」そんな方にぜひ知ってもらいたい事をまとめました!
- 利回りだけで選んで後悔した経験
- 減配や優待廃止への不安
- 連続増配株と優待株の選び方の迷い
連続増配株は、配当を何年も増やし続けている会社の株のこと。そこに株主優待が加わると、配当と優待を両取りできちゃいます!この記事では、優待を集めている私が、連続増配×優待の厳選5銘柄を紹介します。優待だけ見て飛びついて損した話も、赤裸々に公開してます(笑)。

ねぇ相棒、せっかく投資するなら、配当金に加えて優待ももらえると嬉しいね

そうだね♪配当金と優待どっちも魅力的な銘柄を一緒に見ていこうか。
連続増配株×株主優待とは

連続増配株とは、1株あたりの配当を前の期より増やす「増配」を、何年も続けている会社の株のこと。株主優待は、会社が株主に金券や自社の商品などを贈る制度です。この2つがそろうと、配当が増えるうれしさと、優待が届く楽しさの両方を味わえます。まずは連続増配株の魅力と、優待を組み合わせるよさ、「減配しない株」との違いを順番に見ていきましょう。
連続増配株の意味
増配とは、1株あたりの配当が前の期より増えること。これが毎年続いている株を連続増配株と呼びます。USSは2026年5月の決算説明資料で「株式上場以来27期連続増配予想」と発表しました。何年も増配を続けるには、利益を安定してかせぐ力が必要です。増配の年数は、会社の力や株主への姿勢を知る手がかりになります。
株主優待と組み合わせるよさ
配当はお金で、優待は金券や商品でもらえます。連続増配株に優待があると、配当と優待の2つを一緒に楽しめるのが魅力です。優待の価値を株価で割った「優待利回り」も、配当利回りと分けて見ると比べやすくなります。
減配しない株との違い
「減配しない」と「連続増配」、似ているようで中身は別物です。減配しないは配当を前の期より減らさないことで、前と同じ額のままでも当てはまるため、配当が増えているかどうかは別に確認する必要があります。

| 言葉 | 意味 |
|---|---|
| 増配 | 配当が前の期より増えること |
| 連続増配 | 増配が何年も続いていること |
| 減配しない | 配当を減らさないこと(同じ額のままも含む) |
| 累進配当 | 減配せず、同じ額か増配を基本にする会社の方針 |
累進配当という方針を出している会社もあります。ニッケは「減配しない(記念配当を除いて)、累進的な配当を基本とする」という方針です。方針だけでなく、実際の配当の推移も見ておくと安心です。
連続増配と優待がある5銘柄

ここからは、配当を増やしてきた実績・方針があり、優待もある銘柄を5つ紹介します。取り上げるのは、私が注目しているUSS、ヒューリック、ニッケ、稲畑産業、東京海上ホールディングスです。特定の銘柄をすすめるものではなく、比べ方の例として見てください。数字は2026年9月17日の終値と、各社の配当予想で計算しています。
5銘柄の早見表
5銘柄を同じ項目で並べました。配当利回りは、会社予想の年間配当を9月17日の終値で割った数字です。株価が動けば変わるので、目安として見てください。
| 銘柄 | 配当利回り(予想) | 優待の基準日 | 優待の主な条件 |
|---|---|---|---|
| USS(4732) | 約2.9% | 3月末・9月末 | 100株から |
| ヒューリック(3003) | 約3.8% | 12月末 | 300株以上を2年以上 |
| ニッケ(3201) | 約2.5% | 5月末 | 100株以上を1年以上 |
| 稲畑産業(8098) | 約3.1% | 9月末 | 100株から(期間で金額が変わる) |
| 東京海上HD(8766) | 約3.0% | 3月末(2027年から) | 100株以上を3年以上 |
長く持つ条件がある銘柄が多いので、買う前に必要な株数と年数を確かめておきましょう。
USSとヒューリックの特徴
USSは2027年3月期の配当を1株56.4円と予想していて、2024年3月期の37.7円と比べると3年で約1.5倍になる計算です(2024年4月の株式分割を反映)。配当性向60%以上を方針にしていて、株主還元への本気度が伝わってきます。優待は100株なら年2回の500円分QUOカードで、300株以上になるとギフトカードに変わります。
ヒューリックは、配当が2024年12月期の54円から2025年12月期は62円に増え、2026年12月期は67円の予想です。優待は300株以上を2年以上持つと、3,000円相当のグルメカタログギフトとホテル利用券から2点(合計6,000円相当)を選べます。優待利回りは300株で約1.1%と、5銘柄の中では高めでした。
ニッケ・稲畑産業・東京海上HD
ニッケは2026年11月期の配当を50円(前期は47円)と予想していて、「減配しない(記念配当を除いて)、累進的な配当」が基本の方針です。優待は100株以上を1年以上持つと、QUOカード1,000円分と、優待カタログの商品を特別価格で買える特典が受けられます。
稲畑産業は、2022年3月期の110円から毎年配当を増やし、2027年3月期は143円の予想です。2027年3月期からは前の年の配当を下限にして減配しない累進配当を方針にしています。優待のQUOカードは、株数と持っている期間で500円から5,000円分まで変わります。
東京海上ホールディングスは、2026年8月25日に株主優待の導入と、1株を15株に分ける株式分割を発表しました。優待は2027年3月末から始まり、100株以上を3年以上持つと初回に7,500円相当、その後は毎年2,500円相当の電子マネーなどがもらえる予定です。分割後にいくら必要になるか、私がまだ買っていない理由は、こちらの記事で詳しく書いています。
連続増配×優待株の選び方

連続増配株と優待株を組み合わせて選ぶなら、配当と優待を分けてチェックするのがコツ。片方の数字だけ見ていると、大事なポイントを見落としがちです。配当の伸び方、会社の方針、優待の条件の3つを順番に見ていくと、ぐっと比べやすくなります。AI相棒と一緒に銘柄を調べるときも、いつもこの3つを確認しています。どれも公式サイトや決算短信で確かめられる内容ばかりです。

増配の年数と配当の伸び
最初に見るのは、何年続けて増配しているかと、配当がどれくらい増えたかです。増配の年数が長くても、1年に少しずつしか増えていない会社もあります。数年前の配当と今の予想を比べて、何倍になったかを計算してみましょう。

増配の年数だけ見ればいいと思ってたよ。

年数と一緒に「何倍になったか」も見ると、違いが分かりやすいよ。USSなら、3年で約1.5倍になる予想だね。
年数と伸び方の両方を見ておくと、「長く続いているけれど伸びは小さい」といった違いに気づけます。
配当性向と会社の方針
配当性向とは、会社がかせいだ利益のうち、どれくらいを配当に回しているかを表す割合。高すぎると、利益が減ったときに配当を増やし続けるのが難しくなります。会社が公表している配当の方針もあわせて確認しておくと、判断の材料になります。
USSは配当性向60%以上、稲畑産業はDOE(純資産に対する配当の割合)4〜4.5%が目安です。累進配当のように「減配しない」と決めている会社は、方針がはっきりしていて比べやすいですね。
優待の条件と継続保有
優待は、何株を何年持てばもらえるかを最初にチェック。今回の5銘柄では、ヒューリックが300株以上を2年以上、ニッケが100株以上を1年以上、東京海上HDが100株以上を3年以上が条件です。継続保有の条件がある優待は、権利日の前後だけ株を持つ方法では条件を満たせません。長く持つ前提で選ぶなら、そのあいだの配当もあわせて考えておくと計画が立てやすいです。
【実体験】優待で気づいたこと

ここからは私の実体験です。USSの優待で届いたギフトカード、ヒューリックに注目している理由、そして優待だけを見て買って失敗した話をまとめました。うれしかったことと失敗したこと、両方を知っておくと、銘柄選びの判断材料になるはずです。これから連続増配株や優待株を集めたい人にも、同じつまずきを避けるヒントになればうれしいです。
USSの優待で届いたギフトカード

USSの優待で届いたのが、この1,000円分のギフトカード4枚!上場以来27期連続増配予想を出しているうえに優待もあるところに魅力を感じています。ギフトカードは金券なので、使い道を自分で選びやすいのがうれしいポイントでした。
なお、USSの優待は2025年9月分から内容が変わり、株数と持っている期間で金額が決まる仕組みになっています。これから受け取る場合は、公式サイトの最新の表で確かめてください。
ヒューリックに注目している理由
ヒューリックに注目しているのは、配当を増やしている優良な会社なのに、カタログギフトがもらえる点。配当利回りが約3.8%で、優待も6,000円相当と、配当と優待の両方がそろっているところに魅力を感じています。ただし優待には300株以上を2年以上持つ条件があり、9月17日の終値で計算すると約53万円必要です。少ない金額からは始めにくい銘柄なので、ほかの銘柄と比べながら無理のない範囲で考えたいところです。
優待だけで選んで失敗した話
反対に、失敗したのはNo.1という会社の株でした。優待の内容ばかりに目がいき、飛びつくように買ってしまいました。その後株価が下がり、優待を受け取っても株価の下落分を取り戻せず、結局は損をする結果になりました。

優待がお得に見えて、つい飛びついちゃったんだよね…。

優待の金額より、株価の動きのほうがずっと大きいこともあるんだ。だからこそ、配当の伸びや会社の方針も一緒に見ていこう。
この失敗があったから、この記事では優待より先に、配当の伸びと会社の方針を確認する順番で紹介しています。
連続増配×優待株の注意点

連続増配株も株主優待も魅力がありますが、気をつけたい点もあります。過去の増配実績は、これからも続くことを約束するものではありません。優待も、会社の判断で内容が変わったりなくなったりすることがあります。魅力と同じくらい、注意点も知ったうえで選ぶことが大切です。ここでは特に気をつけたい3つを紹介します。
連続増配が続くとは限らない
連続増配は過去の実績で、未来の配当を約束するものではありません。景気や業績が悪くなれば、増配が止まったり、減配になったりする可能性もあります。増配の年数だけで安心せず、決算のたびに配当予想を確認する習慣をつけておきましょう。配当予想は決算短信や会社のIRページで確かめられます。
優待の変更や廃止
株主優待は、会社の判断で内容が変わったり、廃止されたりすることがあります。今回紹介したUSSとヒューリックも、最近優待の内容を変更しました。持っている銘柄のお知らせは定期的にチェックしておくと安心です。優待が廃止されると株価が大きく下がることもあるので、優待だけを理由に買った株ほど注意しましょう。
継続保有の条件とクロス取引
クロス取引とは、同じ株の買いと信用取引の売りを同時に入れて、株価の動きの影響をおさえながら優待を受け取る方法です。ただ、継続保有の条件がある優待は、クロス取引だけでは条件を満たせないことがあります。今回の5銘柄では、ヒューリック・ニッケ・東京海上HDに継続保有の条件があり、USSと稲畑産業も保有期間で優待の金額が変わります。
よくある質問

連続増配株と株主優待について、よく聞かれる質問をまとめました。連続増配株と高配当株の違い、累進配当の意味、少ないお金で始められるかなど、初めての人がつまずきやすいポイントを取り上げています。気になる質問から読んで、分からない言葉をひとつずつ解消してください。答えの数字は、2026年9月17日時点で各社の公式サイトなどで確認したものです。
連続増配株と高配当株の違い
高配当株は、今の配当利回りが高い株のことです。連続増配株は、配当を増やし続けてきた株を指します。高配当株は「今の利回り」、連続増配株は「配当の伸び」に注目した呼び方で、両方にあてはまる銘柄もあります。
累進配当の意味
累進配当とは、配当を減らさず、前の期と同じか、それより増やすことを基本にする会社の方針です。稲畑産業は、前年度の実績を下限にして減配は行わず、継続的に増やすことを基本にすると公表しています。累進配当は方針であり、将来の配当を約束するものではない点も覚えておきましょう。
少ないお金から始められるか
今回の5銘柄のうち、9月17日の終値で100株を買うのに必要なお金が一番少なかったのはUSSで、約19万円でした。東京海上HDは10月1日に1株を15株に分けるため、100株に必要なお金は分割前の15分の1ほどになる計算です。株価は毎日動くので、買う前に最新の株価で計算しなおすようにしてください。
優待の基準日と買う日
優待をもらうには、会社が決めた基準日(権利確定日)に株主名簿にのっている必要があります。今回の5銘柄では、USSが3月末と9月末、ヒューリックが12月末、ニッケが5月末、稲畑産業が9月末、東京海上HDが2027年からの3月末です。基準日の2営業日前(権利付き最終日)までに株を買う必要がある点に注意しましょう。
増配が決まるタイミング
増配の予定は、決算短信などで発表される配当予想で分かります。多くの会社は決算発表のときに配当予想を出し、途中で修正することもあります。USSは2026年8月4日に、2027年3月期の配当予想を55円から56.4円に引き上げました。決算発表の日に配当予想の欄をチェックしておくと、増配や減配にいち早く気づけます。
まとめ

連続増配株と株主優待を組み合わせると、配当の伸びと優待の楽しさを長く味わえる可能性があります。配当の伸び、会社の方針、優待の条件をそろえて比べることが、銘柄選びの失敗を減らす近道です。
- 「減配しない」と「連続増配」の違い
- 配当の伸び・会社の方針・優待の条件の3つのチェック
- 継続保有の条件とクロス取引の相性
- 優待だけで選ぶ失敗への注意
気になる銘柄が見つかったら、まずは公式サイトで最新の配当予想と優待の条件を確かめてみてください。そのうえで、AI相棒と一緒に配当の伸びや方針を調べながら、自分に合う銘柄をゆっくり探していきましょう。証券口座がまだない人は、口座の準備から始めるのもひとつの方法です。
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※本記事は2026年9月28日時点の情報をもとに作成しています。株主優待の内容や株価、配当は変更される場合があります。最新の情報は各社の公式サイトでご確認ください。
※本記事は特定の銘柄の売買をすすめるものではありません。紹介した銘柄の将来の成果を保証するものではありません。
※投資には元本割れなどの損失リスクがあります。投資の判断はご自身の責任で行ってください。



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