本記事は2026年9月30日時点の情報です。
- 株式分割ってなに!?
- 優待がいつ届くのか分からない
- 7500円分の中身が気になる
- 高配当株として買う価値の判断
東京海上ホールディングス(8766)が2026年8月25日に発表した、1株を15株に分ける株式分割。その基準日の9月30日を迎え、10月1日に株数が15倍になります。株価はすでに分割後の水準で取引されていて、9月30日の終値は537.5円でした。今なら100株を約5万3,750円で買えます。あわせて新設された株主優待は、100株を3年以上持つと7,500円相当の電子マネーなどがもらえる内容です。

ねぇ相棒、5万円で7500円の優待って、すごくお得じゃない?

たしかにお得に見えるね。でも「3年以上」という条件があるんだ。今から買うと、最初の7500円はいつ届くと思う?
この記事では、公式の発表資料をもとに、分割の中身・優待の条件・配当の実力を順番に整理していきます。そのうえで「今から買うべきか」を考え、最後に私自身がどうするかを正直にお伝えしましょう。事実と私個人の意見は、はっきり分けて書いていくので安心してください。
東京海上HDの分割と優待の結論

株を買いやすくする株式分割と、電子マネーの株主優待の新設。分割で最低投資額は80万円ほどから5万円台に下がり、買うハードルがぐっと下がりました。優待は100株を3年以上持つと7,500円相当の電子マネーがもらえます。ただし優待には3年以上の継続保有という条件があり、今から買う人がすぐに受け取れるものではありません。まずは分割・優待・私の結論の3つを、先にまとめておきます。
分割で1株が15株になった
東京海上HDは2026年8月25日に1株を15株に分ける株式分割を発表し、9月30日に基準日を迎えました。株数が実際に増えるのは10月1日で、100株持っていた人は自動的に1,500株になります。株価は権利落ち日の9月29日から、すでに分割後の水準で取引されています。
9月30日の終値は537.5円で、100株を買うのに必要なお金は約5万3,750円です。これまで80万円ほど必要だった株が、お小遣いに近い金額で買えるようになりました。
| 項目 | 分割前(9月17日) | 分割後(9月30日) |
|---|---|---|
| 株価 | 8,298円 | 537.5円 |
| 100株に必要なお金 | 約82万9,800円 | 約5万3,750円 |
| 発行済株式総数 | 19億3,400万株 | 290億1,000万株 |
優待は100株を3年持つと7,500円
新しく始まる株主優待は、100株以上を3年以上継続して保有した株主に、初回7,500円相当の電子マネーなどを贈るというものです。その翌年からは、100株以上を持ち続けているかぎり毎年2,500円相当がもらえます。最初の基準日は2027年3月31日で、そのあとは毎年3月31日が基準日になります。
| 継続保有の状況 | もらえるもの |
|---|---|
| 100株以上を3年以上継続保有 | 初回として7,500円相当の電子マネー等 |
| 初回の翌年以降も100株以上を継続保有 | 毎年2,500円相当の電子マネー等 |
ポイントは「3年以上」という条件です。買ってすぐの人はもらえません。この条件がどれくらい重いのかは、このあとの章でくわしく見ていきます。
たくは135株になり買い増しなし
私は2024年から東京海上HDの株を9株、現物で持っていました。分割で135株になり、優待の条件の100株をすでに超えたので、買い増しはしないと決めています。会社の魅力を否定しているわけではありません。
- 分割で135株になり、100株の条件を満たした点
- 優待の中身がまだ決まっていない点
- 優待を受け取れるのが数年先になる点
この3つが理由です。反対に、まだ持っていない人は、今なら100株を5万円台から始められます。判断の材料になる事実を、ここから順番にそろえていきましょう。
1株→15株の株式分割の中身

株式分割とは、1株を細かく分けて株数を増やすことです。1万円札を千円札10枚に両替したのと同じイメージで、全体の大きさは変わりません。東京海上HDの分割は1株が15株になる大きなもので、これまで金額の面で手が届かなかった人にも買いやすい株価になります。2026年9月30日に基準日を迎え、10月1日に株数が15倍になります。ここでは日程・最低投資額・分割で何が変わらないのかを、順番に確認していきましょう。

分割の日程と権利付き最終日
分割の権利をもらうには、基準日の2026年9月30日の時点で株主名簿に載っている必要がありました。株の受け渡しには2営業日かかるため、買っておく期限は2026年9月28日(月)でした。この日を権利付き最終日と呼びます。
| 日付 | できごと |
|---|---|
| 2026年9月28日(月) | 権利付き最終日(この日までに買う) |
| 2026年9月29日(火) | 権利落ち日 |
| 2026年9月30日(水) | 分割の基準日 |
| 2026年10月1日(木) | 分割の効力発生日(株数が15倍に) |
9月末は中間配当の基準日でもあったので、中間配当も同じ日が締め切りでした。ただし分割については、間に合わなくても大きく困ることはありません。9月29日以降に買った人も、最初から分割後の株価で買えるからです。
分割後の株価と最低投資額
分割のいちばん分かりやすい効果は、必要なお金が減ることです。分割前の9月17日の終値8,298円なら、100株で約82万9,800円かかりました。それが分割後の9月30日の終値537.5円なら、100株を約5万3,750円で買えます。

80万円が5万円台か。これならNISAでも買いやすいね

そうだね。少ない金額で分けて買えるようになるから、時期をずらして買う人にも使いやすくなるよ
ニュースでよく見る「74万円から5万円台へ」という表現は、発表前日の終値7,408円をもとにした数字です。分割後の株価に直すと約494円なので、9月30日の537.5円は発表前より約9%高い水準になります。株価は毎日動くので、実際に必要な金額は買うときの株価で確認しましょう。
【証券口座のリンク:現在準備中・・・】
分割で持ち株の価値は増えない
ここは勘違いしやすいところです。分割で株数は15倍になりますが、持っている資産の合計は変わりません。1万円札を千円札10枚に両替したのと同じイメージです。
配当も同じ考え方になります。今回の発表では2027年3月期の期末配当予想が122.5円から8.17円に修正されましたが、これは株数が15倍になるための調整です。会社も「分割による株数増加を考慮すると実質的に同額」と説明しています。
| 1株当たり配当金 | 中間 | 期末 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 従来の予想 | 122.5円 | 122.5円 | 245円 |
| 今回の予想 | 122.5円 | 8.17円 | — |
| 分割前に換算 | 122.5円 | 122.55円 | 245.05円 |
新設される株主優待の内容

今回いちばん注目を集めているのが、上場してから初めてとなる株主優待の新設です。もらえるのは電子マネーなどで、初回は7,500円相当、その翌年からは毎年2,500円相当になります。金額だけを見ると、とても魅力的に映るでしょう。ただし対象になる株主の条件がかなり細かく決められているため、内容と条件を正確に確認しておきましょう。
もらえるのは電子マネーなど
発表資料には「電子マネー等を贈呈します(複数種類よりご選択いただきます)」と書かれています。いくつかの種類から自分で選べる形になるようです。ただしどの電子マネーが選べるのかは、まだ公表されていません。
会社は「株主優待制度に係るその他の詳細につきましては、決定次第、改めてお知らせします」としています。金額は決まっていても、中身はこれから決まる段階です。使い道を具体的に考えるのは、続報が出てからでも遅くないでしょう。
必要な株数と継続保有の条件
優待をもらう条件は、100株以上を3年以上継続して保有することです。この「3年以上」の数え方が、発表資料にかなり細かく書かれています。判定に使われるのは毎年3月31日と9月30日の株主名簿で、同じ株主番号で連続7回以上載っていることが条件です。
- 判定は毎年3月末と9月末の年2回
- 同じ株主番号で連続7回以上の記載
- 1回目から7回目までがちょうど3年
- 1度売ってしまうと期間はリセット
なぜ7回なのかというと、最初に名簿に載った日を1回目として、そこから半年ごとに数えると3年後がちょうど7回目になるからです。カレンダーで3年たっていても、名簿への記載が6回しかなければ条件を満たしません。
保有が途切れたときの扱い
発表資料には「売却等により株主番号の連続性が途切れた場合は、それ以前の保有期間は通算いたしません」と書かれています。つまり途中で売ってしまうと、それまで積み上げた年数がゼロに戻るということです。
別紙の図でも、保有が途切れた場合は「贈呈はございません」と示され、再び100株以上を買ったところから改めて数え直す形になっています。株価が上がったときに一度売って買い直す、という動きは条件と相性がよくありません。

「3年持つ」って口で言うのは簡単だけど、その間ずっと売らずにいられるかが本当の条件なんだ
優待がもらえる時期の目安

ここが今回の記事でいちばんお伝えしたい部分です。同じ100株を持っていても、いつから持っているかによって初回7500円が届く年が違います。東京海上HDは発表資料の別紙で、保有を始めた時期ごとに3つのパターンを図で示しました。その図をもとに、今から買った場合はどうなるのかも計算してみましょう。あわせて、優待投資でよく使われるクロス取引が今回は向かない理由にも触れていきます。
公式が示した3つのパターン
発表資料の別紙には、保有を始めた時期ごとに初回7500円がいつ届くかが図で示されています。早く持ち始めた人ほど、早く受け取れる仕組みです。

| 保有を始めた時期(分割前100株以上) | 初回7500円の基準日 | その後 |
|---|---|---|
| 2024年3月以前から継続保有 | 2027年3月31日 | 翌年から毎年2500円 |
| 2024年4月〜2025年3月に開始 | 2028年3月31日 | 翌年から毎年2500円 |
| 2025年4月〜2026年3月に開始 | 2029年3月31日 | 翌年から毎年2500円 |
ここで大事なのが、この3つのパターンは分割前から100株以上(約80万円分)を持っていた人の話だということです。公式サイトのよくある質問では、分割前に7株を持っていて分割で105株になった人は、100株以上で迎える最初の基準日が2027年3月31日になり、そこから3年以上持つと対象になると説明されています(出典:東京海上HD「株式分割・株主優待」)。2024年から9株を持っていた私も、分割前は100株未満なので、それまでの2年ほどは数えられません。まさにこのケースです。
今から買った場合の計算
では、分割後に100株を買う人や、分割前に少しだけ持っていた人はどうなるのでしょうか。公式の図には載っていないので、ここからは発表資料とよくある質問のルールをもとにした私の計算になります。
| 回数 | 判定日 |
|---|---|
| 1回目 | 2027年3月31日 |
| 2回目 | 2027年9月30日 |
| 3回目 | 2028年3月31日 |
| 4回目 | 2028年9月30日 |
| 5回目 | 2029年3月31日 |
| 6回目 | 2029年9月30日 |
| 7回目 | 2030年3月31日 |
7回目にあたるのは2030年3月31日です。優待の基準日は毎年3月31日なので、この日に初回の7,500円を受け取れる計算になります。今から100株を買う人も、9株から135株になった私も、初回の優待は同じ2030年3月末です。
「9月28日までに買って、9月末の名簿に載っていれば早かったのでは」と思うかもしれません。ところが9月30日の名簿は分割前の株数で判定されるので、100株を持つには80万円ほど必要でした。仮に間に合っていても、7回目は2029年9月末になり、次の基準日の2030年3月末を待つことになります。結果として、受け取れる年は変わらない計算です。

ねぇ相棒、じゃあ分割前に急いで買わなくても、優待のスタートは同じだったってこと?

そうなんだ!今から5万円台で100株を買っても、たくと同じスタートラインに立てるよ
配当と高配当株としての実力

優待の話が目立っていますが、東京海上HDは配当の実力でも知られる会社です。2027年3月期は7期連続で配当を増やす予想を出しており、年間配当は7年でおよそ3.2倍に増えました。分割で株価が5万円台になった今、配当の面でも改めて見直しておきたい銘柄です。配当が増えてきた流れと、利益に対して配当を出しすぎていないかという点まで、順番に確認していきましょう。
配当利回りと1株配当の予想
2027年3月期の年間配当予想は、分割後の株数で16.34円(分割前なら245.05円)です。9月30日の終値537.5円で計算すると、予想配当利回りは3.04%になります。分割前の9月17日時点では2.95%だったので、高配当株の目安の3%をわずかに超えてきました。
| 項目 | 金額・利回り |
|---|---|
| 分割後の1株配当(年間予想) | 16.34円 |
| 100株の年間配当(税引前) | 約1,634円 |
| 予想配当利回り | 3.04% |
| 優待利回り(2年目以降2,500円) | 約4.7% |
| 優待利回り(初回7,500円) | 約14.0% |
優待だけを見ると利回りはかなり高く見えます。ただし初回までに3年半かかるので、初回の7,500円と翌年の2,500円を4年でならすと、1年あたり約4.7%という計算です。
7期連続増配という実績
東京海上HDの魅力は、配当を減らさないどころか、増やし続けてきた実績にあります。2020年3月期の75円から、2027年3月期の予想245.05円まで7年でおよそ3.2倍に増えました。
| 決算期 | 年間配当(分割前換算) |
|---|---|
| 2020年3月期 | 75.00円 |
| 2021年3月期 | 78.33円 |
| 2022年3月期 | 85.00円 |
| 2023年3月期 | 100.00円 |
| 2024年3月期 | 123.00円 |
| 2025年3月期 | 172.00円 |
| 2026年3月期 | 218.00円 |
| 2027年3月期(予想) | 245.05円 |
右肩上がりに増えていることが、表を見るとよく分かります。会社は配当を株主還元の基本と位置づけ、利益の成長にあわせて配当を高めていく方針を公表しています。
配当性向から見た注意点
配当性向とは、稼いだ利益のうちどれくらいを配当に回したかを示す数字です。東京海上HDの配当性向は、2024年3月期が35.0%、2025年3月期が31.7%でした。ところが2026年3月期は78.0%まで上がっています。
理由は、2026年3月期の1株あたり利益(分割後で調整した数字)が36.14円から18.62円と、ほぼ半分に減ったことです。配当は増やしたのに利益が減ったので、配当性向が大きく上がりました(出典:Yahoo!ファイナンス)。会社は2027年3月期の修正純利益を前期より7.8%多い9,500億円と見込んでいますが、配当を増やし続ける余力を見るうえで、気にしておきたい数字です。

利回りだけ見て決めちゃダメってことだね

うん。損害保険は自然災害が多い年だと利益が動きやすいから、1年だけの数字で決めない方がいいね
【実体験】たくの持ち方と本音

ここからは私自身の話をさせてください。実は私は、今回の発表よりも前から東京海上HDの株を現物で持っています。だからこそ今回のニュースを見たときには、素直にうれしい気持ちと、少し引っかかる気持ちの両方がありました。2024年から持っている9株が、分割で135株に増えた形です。買い増しをするかどうかも発表からずっと考えてきましたが、分割を迎えて答えが出ました。すでに持っている人間から見た正直な感想を、そのままお伝えします。
持ち続けている理由
私が東京海上HDを持っている理由は、配当を増やし続けてきた実績です。保険は景気が悪くなってもすぐになくなる商品ではありません。生活に必要なサービスを扱う会社は、配当の土台がしっかりしていると考えています。
今回の優待新設は、持ち続けてきた私にとってうれしい話でした。9株から135株になった私も、このまま持ち続ければ2030年3月末に初回の7,500円を受け取れる計算です。
発表を見て最初に思ったこと
最初に見たときは「ついに東京海上にも優待が来た」と素直に喜びました。上場してから初めての優待ですから、ニュースとしても大きな話題です。
もう1つ引っかかったのが、優待の中身がまだ決まっていない点です。電子マネーの種類が分からないと、7500円という金額が自分にとってどれくらい使いやすいのかも判断できません。優待は金額よりも「使えるかどうか」が大事だと、これまでの経験で感じています。
買い増ししないと決めた理由
いちばんの理由は、分割で135株になり、優待の条件の100株をすでに超えたことです。100株以上なら何株持っていても優待の金額は同じなので、あえて買い足す必要がありません。
株価も、発表前日の約494円(分割後換算)から537.5円まで上がっていて、期待はある程度株価に入っていると感じます。135株は、このまま売らずに持ち続けるつもりです。
今から買うべきかの判断

ここまで確認してきた内容をもとに、「今から東京海上HDを買うべきか」を考えていきましょう。良い面と気をつけたい面の両方が、どちらも同じくらいはっきりしているというのが正直なところです。分割で100株を5万円台から買えるようになった今だからこそ、勢いで決めずに一度整理しておきましょう。そのうえで最後に私個人の考えを書きます。
買う理由になりそうな点
まずは前向きに評価できる点を並べます。いちばん大きいのは、5万円台から買えるようになったことでしょう。NISAの枠を使って少しずつ買いたい人にとって、投資額が下がるのは大きな意味があります。
- 100株を約5万3,750円で買える
- 7期連続増配という配当の実績
- 2年目以降も毎年2500円相当の優待
- 2000億円を上限とする自己株式取得
長く持つつもりの人にとっては、優待の条件がむしろ追い風になります。3年以上持つ前提なら、配当と優待の両方を受け取れる銘柄という見方もできるでしょう。
気をつけたい点
反対に、気をつけておきたい点も整理します。最大の注意点は、今から買うと初回の優待まで3年半ほどかかるということです。
| 注意したい点 | 内容 |
|---|---|
| 優待まで待つ期間 | 今から買うと初回は2030年3月末が基準日になる計算 |
| 優待の中身 | 電子マネーの種類は未公表 |
| 株価の動き | 発表前日の約494円(分割後換算)から9月30日537.5円へ上昇 |
| 配当性向 | 2026年3月期は78.0%と高め |
| 業績のブレ | 損害保険は自然災害の影響を受けやすい |
優待制度そのものが将来も続く保証はありません。制度が変わったり、内容が見直されたりする可能性は、どの銘柄にもあります。3年という期間は、それなりに長い時間です。
ここからは私個人の意見
ここから先は、公式資料で確認できる事実ではなく、私個人の感じ方です。数字の裏づけがあるわけではないので、そういう考え方の人もいるという程度に読んでください。
- 分割で135株になり条件を満たした
- 分割後は値動きが重くなる印象
- 優待の中身が見えない不安
1つ目は、分割で135株になったことです。分割前の9株が15倍になり、優待の条件の100株を自然に超えました。これ以上買い足しても、優待の金額は変わりません。
2つ目は、株式分割が発表されたあとの値動きです。発表から実際の分割までは上がりやすい一方で、分割が終わったあとは伸びが鈍くなる場面を何度か見てきました。統計で確かめたわけではないので、あくまで私の印象になります。NTT株などが例にあげられます。
3つ目は、すでに書いたとおり優待の中身が未定な点です。電子マネーの種類が発表されてから、使い道をゆっくり考えても遅くありません。まずは135株を持ち続けて、続報を待ちます。

「3年持てるかどうか」で考えると答えが出しやすいね。長く持つ人には向いていて、優待だけをねらう人には向かない制度だよ
よくある質問

東京海上HDの分割と優待について、検索でよく調べられている疑問をまとめました。答えはすべて、2026年8月25日に公表された会社の発表資料をもとにしています。ただし優待の細かい内容はまだ決まっていない部分があり、今後の発表で変わる可能性も残ります。ここに書いたことを出発点にして、最新の情報は会社の公式サイトでも確認してみてください。
分割前に買った方が得ですか
分割そのものでは、資産の合計は変わりません。優待の数え始めも、分割前に100株以上(約80万円分)を持っていなければ、分割後に買う人と同じ2027年3月末です。分割後に買っても優待のスタートは同じと考えてよいでしょう。
100株より多く持つと増えますか
発表資料では100株以上という条件のみが示されており、株数を増やすと優待も増えるという記載はありません。1000株持っていても、現時点で公表されている金額は100株の場合と同じです。
NISAでも優待はもらえますか
株主優待は、口座の種類にかかわらず株主名簿に載っていれば対象になります。NISA口座で買っても優待の条件は同じです。ただし名義や株主番号が変わるような移し替えをすると、継続保有の数え方に影響する可能性があります。
優待はいつ手元に届きますか
発表資料の別紙には「図中の日付は株主優待の基準日等を示したものであり、実際の贈呈時期とは異なります」と書かれています。届く時期はまだ公表されていません。一般的には基準日から数か月後になることが多い形です。
途中で売ったらどうなりますか
売却などで株主番号の連続性が途切れると、それ以前の保有期間は通算されません。再び100株以上を買った時点から、改めて数え直しになります。3年の積み上げがゼロに戻る点は、覚えておきたいところです。
株式分割はいつ行われましたか
基準日は2026年9月30日で、10月1日に株数が15倍になります。株価は権利落ち日の9月29日から、分割後の水準で取引されています。
分割後の株価はいくらですか
2026年9月30日の終値は537.5円で、100株なら約5万3,750円です。株価は毎日動くので、買う前に証券会社の画面で確認しましょう。
優待の中身はもう決まっていますか
金額は決まっていますが、種類は決まっていません(2026年9月30日時点)。発表資料には「電子マネー等」「複数種類よりご選択いただきます」と書かれているだけで、具体的な内容は決定次第お知らせとされています。
まとめ

東京海上HDの株式分割と株主優待の新設について、公式資料をもとに整理してきました。買いやすさは大きく変わりますが、優待については長く持つ人のための制度だという点が、いちばんのポイントです。
- 分割の基準日は9月30日で10月1日に株数反映
- 100株は約5万3,750円で買える
- 優待は100株を3年以上で7500円
- 今から買う人も、分割前100株未満だった人も初回は2030年3月末
- 予想配当利回りは3.04%で7期連続増配
私は分割で135株になったので、買い増しはせず、このまま持ち続けます。これから始める人も、今なら5万円台で100株を買えて、優待のスタートは私と同じ2030年3月末です。3年以上持つつもりなら、配当と優待の両方を受け取れる選択肢になります。大事なのは「自分が3年間持ち続けられるか」を先に考えることです。
少額から買えるようになったので、まずは証券口座を用意して、実際の株価を見ながら考えてみましょう。優待の続報が出たタイミングで、この記事も内容を見直していきます。
【ここに証券口座のリンク:準備中・・・】
※本記事は2026年9月30日時点の情報をもとに作成しています。株主優待の内容や株価、配当は変更される場合があります。最新の情報は各社の公式サイトでご確認ください。
※本記事は特定の銘柄の売買をすすめるものではありません。紹介した銘柄の将来の成果を保証するものではありません。
※投資には元本割れなどの損失リスクがあります。投資の判断はご自身の責任で行ってください。



コメント