本記事は2026年10月8日時点の情報です。
家電量販店の株主優待は、買い物でそのまま使えるので、日常に取り入れやすい優待です。ただ、会社ごとに「いくらもらえるか」「どう使うか」が大きく違います。ケーズHD、エディオン、Joshin、ヤマダHD、コジマの5社を、100株の優待額と使い方で比較していきます。
- 家電量販店の優待の金額は?
- 優待券の使い方や使い切るための必要金額について知りたい
- クロス取引で取れるの?コストは?
- エディオンとヤマダの統合で優待がどうなる?

ねぇ相棒、家電量販店の優待って、結局どこがお得なの?

金額だけで決めると、使い切れないことがあるよ。使い方まで一緒に比べてみよう!
5社の優待を先に比べる

100株でもらえる年間の優待額は、Joshinが12,200円分、コジマが4,000円分、エディオンが3,000円分、ケーズHDが2,000円分、ヤマダHDが1,500円分です。金額が大きいJoshinは、使い切るのに約12万円の買い物が必要です。優待の金額だけでなく、使い方もあわせて見ましょう。

100株の年間優待額
年2回の合計を、100株の場合で見ます。最も大きいのはJoshinの12,200円分で、次がコジマの4,000円分です。
優待利回りは使い切る前提の目安
優待額を最低購入代金で割ると、利回りの目安が出ます。ケーズHDは約1.19%、エディオンは約1.26%、Joshinは約2.87%、ヤマダHDは約2.16%、コジマは約2.78%になります。満額を使い切る前提の金額です。
配当を足した合計の目安
予想配当を足すと、合計はケーズHDが約4.0%、エディオンが約3.4%、Joshinが約5.2%、ヤマダHDが約4.6%、コジマが約4.7%です。株価も配当も変わるので、最新の情報を確認してください。
出典:各社公式の優待ページ、Yahoo!ファイナンス(2026年10月7日終値ベース。優待利回りは、優待額÷最低購入代金で計算)。
5社の優待を比較

同じ項目で、5社を比べます。見るポイントは、券の形と、使い切るのに必要な買い物額です。額が大きくても、使い方の条件で実質の得は変わるので、比較表にしてみました。
優待の内容と券の形
券の形は、紙が3社、ギフトカードが1社、電子カードが1社です。
| 会社 | 権利確定月 | 100株の優待 | 年間 | 券の形 |
|---|---|---|---|---|
| ケーズHD(8282) | 3月・9月 | 各1,000円券×1枚 | 2,000円分 | 紙の券 |
| エディオン(2730) | 3月 | ギフトカード3,000円分 | 3,000円分 | ギフトカード |
| Joshin(8173) | 3月・9月 | 3月2,200円分/9月10,000円分 | 12,200円分 | 電子カード |
| ヤマダHD(9831) | 3月・9月 | 3月500円券×1枚/9月500円券×2枚 | 1,500円分 | 紙の券 |
| コジマ(7513) | 2月・8月 | 各1,000円券×2枚 | 4,000円分 | 紙の券 |
Joshinは、2026年5月から紙の券が電子カードに変わりました。
最低購入代金と配当
最低購入代金が最も大きいのはJoshinで、約43万円です。
| 会社 | 最低購入代金 | 予想配当(1株) | 予想利回り |
|---|---|---|---|
| ケーズHD | 168,250円 | 48円 | 2.85% |
| エディオン | 238,600円 | 50円 | 2.10% |
| Joshin | 425,500円 | 100円 | 2.35% |
| ヤマダHD | 69,600円 | 17円 | 2.44% |
| コジマ | 144,000円 | 28円(2026年8月期) | 1.94% |
ヤマダHDは、最低購入代金が約7万円と、5社の中で最も少ない金額で優待をもらうことができます。
使い方や必要な買い物額
家電量販店優待は「値引きされる条件」が異なります。Joshinは2,000円ごとに200円分、ヤマダは1,000円ごとに500円券の使い方です。ケーズHD・エディオン・コジマは、券の額と同じだけ買い物をすれば使い切れます。

ケーズHDの優待

ケーズHD(8282)は、ケーズデンキを運営している会社です。優待は3月末と9月末の年2回、100株で1,000円券が1枚ずつ届きます。1,000円未満の買い物でも使えて、使い方がシンプルです。
優待の内容
100株で、3月と9月に1,000円券を1枚ずつ、年間2,000円分です。1年以上の継続保有で、各回が1枚ずつ増える条件があります(100株以上1,000株未満)。
使い方と期限
全国のケーズデンキの店舗で使えます。1,000円未満の買い物でも使えますが、おつりは出ません。工事・修理・部品代・POSAカードには使えません。期限は、3月分が同年12月末、9月分が翌年6月末です。
【実体験】クロス取引は13円
私の口座では、2026年3月のクロス取引でケーズHDの優待を取りました。かかったコストは13円です。夫婦それぞれ100株を持っていて、長期保有条件を満たしているので1枚追加で届きました。夫婦で4枚(4,000円分)です。昨年はこの優待で、スマホの周辺機器「充電ケーブル」「充電器」などを購入しました。

届いたケーズHDの優待券(夫婦それぞれ2枚ずつ、有効期限は2026年12月末)。
出典:ケーズホールディングス 株主優待(2026年10月8日確認)。
エディオンの優待

エディオン(2730)は、家電量販店のエディオンを運営している会社です。優待は3月末の年1回で、100株でギフトカード3,000円分が届きます。額は5社の中で3番目に大きいですが、長期保有で上乗せがあります。
優待の内容
100株で、ギフトカード3,000円分が年1回です。長期保有で、1年以上は+1,000円、2年以上は+2,000円、3年以上は+3,000円が上乗せされます。
使い方と期限
店舗のほか、エディオンネットショップでも使えます。チャージされた額の範囲で使え、1回の買い物で同時に使えるのは10枚までです。6月上旬に発送され、期限は翌年6月30日です。
【実体験】クロス取引は257円
私の口座では、2026年3月のクロス取引で、エディオンのギフトカードを取りました。かかったコストは257円です。3,000円分のギフトカードに対して、費用を抑えることができました。

届いたエディオンのギフトカード(3,000円分)。
出典:エディオン 株主優待(2026年10月8日確認)。
【実体験】ギフトカードで買ったもの
エディオンのギフトカードで、モバイルバッテリーとドライヤーを買いました。昨年はCIOのモバイルバッテリー、今年はパナソニックのドライヤーです。ドライヤーが壊れたので、買い替えました。
16,000円のドライヤーを、エディオンで6,000円引きで買えました(実質10,000円)。ギフトカードの分、おトクに買えました。軽くて、風が強くて、今までより早く乾く。最高です。
モバイルバッテリーは、全額をギフトカードで払ったので、0円で手に入れました。iPhoneのMagSafe充電に対応していて、オシャレで薄くて、持ち運びに重宝しています。Qi2対応で、容量は5,000mAh、重さは約117gです。
このセットは、今は販売されていません。リンク先は、ポーチなしの同じ本体になります。
Joshinの優待

Joshin(8173)は、家電量販店のJoshinを運営している会社です。優待は3月末と9月末の年2回で、100株で年間12,200円分です。額は大きいですが、使い方に条件があるので、忘れずに確認しましょう。
優待の内容
100株で、3月に2,200円分、9月に10,000円分です。9月分が大きいのが特徴です。100株には、長期保有の上乗せはありません(上乗せは500株以上のみ)。
電子カードに変わった
2026年5月から、紙の優待券が電子カードに変わりました。店舗に加えて、Joshin webショップでも2026年7月1日から使えます。2,000円(税込)以上の買い物で、2,000円ごとに200円分を使う形です。
【実体験】優待の写真
私も、クロス取引でJoshinの優待を取りました。写真は、電子カードになる前の紙の券で、以前の記事の写真です。9月分は12月上旬の発送で、期限は翌年3月31日です。

Joshinの紙の優待券の写真(電子カードになる前の券。以前の記事の写真です)。
出典:Joshin 株主優待(2026年10月8日確認)。
ヤマダHDの優待

ヤマダHD(9831)は、ヤマダデンキを運営している会社です。優待は3月末と9月末の年2回で、100株の最低購入代金は約7万円と、5社の中で最も少ない金額です。1,000円ごとに500円券を使う形で、使い方に特徴があります。
優待の内容
100株で、3月に500円券が1枚、9月に500円券が2枚、年間1,500円分。券は紙で、1,000円以上の買い物で、1,000円ごとに1枚使えるルールです。
使い方と期限
1回50枚まで使えます。通販・修理・工事・金券・たばこなどには使えません。期限は、3月分が同年12月末、9月分が翌年6月末です。
【実体験】半額までしか使えなかった
以前、ヤマダの優待を取ったことがあります。半額までしか使えないので、1,000円分の優待を使用するために2,000円分の日用品(乾電池や蛍光灯)を購入して使用しました。使ってみたら、買い物の半額までしか使えず、私には使い勝手がよくありませんでしたので、次年度以降は取るのを見送っています。
出典:ヤマダホールディングス 株主優待(2026年10月8日確認)。
コジマ(ビックカメラ系)の優待

コジマ(7513)は、家電量販店のコジマを運営している会社で、ビックカメラ(3048)のグループ会社です。優待は2月末と8月末の年2回で、100株で1,000円券が2枚ずつ届きます。コジマの券は、ビックカメラ・ソフマップでも使えるのが特徴です。
優待の内容
100株で、2月と8月にそれぞれ1,000円券が2枚、年間4,000円分です。2026年8月末の分から、8月も1枚から2枚に増えました。8月末のみ、1年以上の継続保有で上乗せがあります。
使い方と期限
コジマの店舗とコジマネットのほか、ビックカメラ、ソフマップ、ビックカメラアウトレットの店舗(通販を除く)で使えます。おつりは出ず、ポイントもつきません。期限は、2月分が同年11月末、8月分が翌年5月末です。
参考|ビックカメラの優待
ビックカメラ(3048)は、ビックカメラやソフマップを運営している会社です。優待は2月末と8月末で、100株で2月に1,000円券が2枚、8月に1,000円券が1枚、年間3,000円分。券はコジマでも使えます。
コジマは、私の実体験がないため、公式の情報の紹介です。出典:コジマ IR、2026年7月13日のお知らせ(PDF)、ビックカメラ IR(2026年10月8日確認)。
クロス取引で取るときのコスト

クロス取引は、優待の権利日の前後だけ株を持つ方法です。コストは、口座や取る日によって変わるので、あくまで私の場合です。
私のコスト
私の口座では、ケーズHDは13円、エディオンは257円でした。
- ケーズHD:13円
- エディオン:257円
どちらも、費用を抑えることができました。
コストは口座と日で変わる
手数料や貸株料は、証券会社や取る日で変わります。在庫がないと、注文自体ができないこともあります。
優待の内容は変わることがある
直近でも、Joshinが電子カードに変わり、コジマが8月分を拡充するなど、内容は変わってきました。取る前に、最新の情報を公式で確認しましょう。
いつ届く?権利確定月と期限

5社は、権利確定月が違います。年間を通して、どのタイミングで取れるかを表で整理しました。券の期限は、半年から1年ほどで、使い忘れに注意です。
権利確定月と券の期限
3月と9月が多く、コジマだけが2月と8月です。
| 会社 | 権利確定月 | 券の有効期限 |
|---|---|---|
| ケーズHD | 3月・9月 | 3月分は同年12月末/9月分は翌年6月末 |
| エディオン | 3月 | 翌年6月30日 |
| Joshin | 3月・9月 | 9月分は翌年3月31日(12月上旬発送) |
| ヤマダHD | 3月・9月 | 3月分は同年12月末/9月分は翌年6月末 |
| コジマ | 2月・8月 | 2月分は同年11月末/8月分は翌年5月末 |
長期保有の判定回数
長期保有の上乗せは、名簿に同じ株主番号で何回載っているかで決まります。エディオンは、3回・5回・7回以上で段階が上がる仕組みです。
使い忘れを防ぐ
期限が近い券から先に使いましょう。スマホのカレンダーに、期限を入れておくと、うっかりを防げます。
エディオンとヤマダの統合と優待

2026年6月5日、ヤマダHDとエディオンが、経営統合に関する基本合意書を結びました。優待がどうなるかは、現時点では発表されていません。
発表の内容
両社は、共同で持株会社をつくり、その子会社になる形を基本方針としています。統合後の上場は、東証プライムへの新規上場を申請する予定です。両社は、上場廃止になる予定です。株式移転の比率は、まだ決まっていません。
日程は予定
2027年5月から6月に、最終契約書を結ぶ予定です。両社の株主総会で承認を受けたあと、2027年10月1日に、株式移転の効力が生じる予定です。日程は、変更される可能性があります。
優待は現時点では未発表
両社の共同リリースには、優待についての記載がありません。統合後の優待がどうなるかは、分かりません。その後の発表で分かるので、発表されたら、このブログで紹介したいと思います。チェックをよろしくお願いします。
出典:エディオン・ヤマダHD 基本合意書の締結について(PDF・2026年6月5日)。2026年10月10日の時点で、これ以降の追加発表は確認できませんでした。
よくある質問

家電量販店の優待で、よくある質問をまとめました。数字や条件は年によって変わるので、実際に届いた案内と公式ページを優先してください。
100株でいくら分もらえますか
年間で、ケーズHDが2,000円分、エディオンが3,000円分、Joshinが12,200円分、ヤマダHDが1,500円分、コジマが4,000円分です。Joshinは使い方に条件があるので、必要な買い物額も見ましょう。
優待券は売れますか
譲渡できない券もあります。優待は自分で使うのが基本です。
優待は廃止されませんか
2026年10月8日の時点で、5社とも廃止の発表は確認できませんでした。ただし、内容は変わることがあるので、公式の発表を確認しましょう。
使い切れないときはどうなりますか
券には期限があります。期限を過ぎると使えなくなるので、期限が近い券から先に使いましょう。
クロス取引でももらえますか
取れます。長期保有の上乗せは、条件を満たす必要があるので、会社ごとの条件を確認してください。詳細は、以下の記事で紹介しています。
家電量販店の優待まとめ

家電量販店の優待は、額だけでなく、使い方まで見て選ぶのが大切です。使い切れる額かどうかで、実質の得が変わるので、自分の買い物の量に合う会社を考えましょう。
- 100株の年間優待額は、Joshin12,200円分、コジマ4,000円分、エディオン3,000円分、ケーズHD2,000円分、ヤマダHD1,500円分
- Joshinは、2,000円ごとに200円分。使い切るには約12万円の買い物が必要
- ヤマダは、1,000円ごとに500円券。半額までしか使えなかった(私の体験)
- 私の口座でのクロス取引のコストは、ケーズHDが13円、エディオンが257円(2026年3月)
- エディオンとヤマダの統合で、優待がどうなるかは現時点では未発表
私は、自分の買い物の量に合う優待を選んでいます。
※本記事は2026年10月8日時点の情報をもとに作成しています。株主優待の内容や株価、配当は変更される場合があります。最新の情報は各社の公式サイトでご確認ください。※本記事は特定の銘柄の売買をすすめるものではありません。紹介した銘柄の将来の成果を保証するものではありません。※投資には元本割れなどの損失リスクがあります。投資の判断はご自身の責任で行ってください。※Amazonのアソシエイトとして、適格販売により収入を得ています。





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